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STEINBERG Cubase(スタインバーグ キューベース)

Cubase7
Cubase 7のプロジェクトウィンドウ

 Cubaseシリーズのおすすめは、Cubase Pro 8です。感覚的に操作できるのが特徴で、パズルを組み立てるように曲を作ることができます。ソフトシンセやエフェクトをDAW上で使用できるVSTというプラグイン規格を提唱したメーカーのソフトなので、つねに最新のVSTに対応しています。
 ちなみにCubase Pro 8のミッドレンジグレード(中位版)としてCubase Artist 8があります。以前はそちらのみ紹介していたのですが、フラッグシップグレード(最上位版)の値段が安くなったこともあり、最初からフラッグシップグレードを選ぶのもありかなと思いこちらも紹介することにしました。ミッドレンジグレードとの価格差は2万円ですが、実際それが安いと感じるくらいの高い機能をフラッグシップグレードは備えています。
 ただでさえ多機能なDAWなのに、それのフラッグシップグレードとなると扱いきれないくらい機能が増えるんじゃないかと思う方もいるかもしれませんが、実際ミッドレンジグレードもフラッグシップグレードも基本機能に差はありません。なのでフラッグシップグレードの機能が多すぎると感じたならば、ミッドレンジグレードでも同じように感じることになるでしょう。
 ではなにが違うのかというと、音源とエフェクトの数や、VariAudioというオーディオ編集機能の有無の差などがあげられます。特にエフェクトは、ミックスやマスタリングに役立つものが、ミッドレンジグレードでは削られています。
 ミックスやマスタリングは、曲を作っていくうちにその重要性がわかるようになり、それにつれて、フラッグシップグレードのあの機能があればなあ、となるパターンが多いです。
 というわけで、曲作りを長く続けていくつもりならば、フラッグシップグレードを買った方が得になると思います。

2013年5月7日のコラム Cubase 7のレビューです。
2012年8月29日のコラム Cubase 6のレビューです。

STEINBERG Cubase Pro 8

ストア 価格
宮地楽器 54,800円(税込)

 とはいえやはり6万は高い……という方は、Cubase Artist 8を選択してもまったく問題ないです。フラッグシップグレードの機能がほしくなったときはSTEINBERGのサイトからアップグレードも可能なので、それを利用するといいと思います。
 ちなみにエントリーグレード(入門版)のCubase Elements 7というのもあります。こちらは最低限の機能だけを搭載しているものなので、楽器のレコーディングなどを中心に使用する方におすすめです。
 またCubaseには国内版よりも安い並行輸入版も存在しますが、こちらはバージョンアップに対応していないことと、為替の関係で以前ほど国内版との価格差がなくなってきたことからここでは紹介していません。先のことを考えると国内正規版を購入した方がいいと思います。

STEINBERG Cubase Artist 8

ストア 価格
サウンドハウス -

※価格はすべて掲載時のものです。詳細はリンク先にてお確かめください。