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 サイトリニューアルしました。といってもタイトル画像が変わったくらいで、レイアウトの変更はない地味なリニューアルですが。
 そのほかのコンテンツも、内容を最新のものに差し替えてあります。ちょこちょこ更新していこうと思っているので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
2008.5.13

Vocaloid/ボーカロイド

 最近Vocaloid初音ミクが音楽制作関係以外のメディアからも注目を集めています。取り上げられ方は様々なようですが。

 音楽制作的観点からの話をすると、ボーカル録音は人を集めたりスケジュール調整したり場所を確保したりと面倒なことが多いので、時間がない時などはVocaloidで仮歌を入れたり、細かくエディットしてそれだけで一つの曲として完成させたりと色々な使い方ができそうです。
 声質もMEIKO、KAITO(以上日本語ボーカル)、MIRIAM、LOLA、LEON、SWEET ANN(以上英語ボーカル)とかなり多く出揃っているので、聴かせる相手や歌い手にイメージを伝えるのにも役立つかも。

 実際にVocaloidをそのまま使って商業レベルの歌のクオリティーを得られるかといったら難しいものがあるとは思いますが、TB-303に過剰にフィルターをかけて生まれたアシッドハウスや、TR-808のキックに音程をつけて作られた初期ドラムンベースに特徴的なベース音のように、新しい発想と使用法でこういったソフトから今までに聴いたことのないような個性的なサウンドが生まれてくるんじゃないかと期待しています。
2007.10.30
Yahoo!ショッピングでVocaloidを探す

作詞について

 昔から曲を聴く時に歌詞をまったく意識せず、カラオケ用に覚えたい曲があっても言葉を記号としてしか捉えず内容を等閑視してきた自分にとって、曲における詞の重要性というのはいまいち理解できるものではありませんでした。
 だから友人にこの曲は歌詞がいい、とすすめられても、曲の評価に歌詞が含まれることに違和感さえ覚えていたほどです。
 でも自分で歌ものを作ってみて作詞の大変さというのを初めて認識しました。
 限られた文字数の中でストーリーを完結させることに頭を悩ませ、安易な表現に流れないように気を配り、さらにそれをメロディーに合わせて整えていく作業、その上韻まで踏もうと思ったら頭がパンクしそうになります。やっぱりこれはプロの仕事なんだなと納得しました。
 とはいえ長年の癖のようなもので、相変わらず歌詞はほとんど意識して聴いていないんですけども……。
2007.5.28

CM音楽

 ソフトバンク(SoftBank)の携帯電話CMの音楽センスに感服しました。トラボルタのグリーズド・ライトニン(Greased Lightnin')で予想外のジャブを食らい、バリー・マニロウ(Barry Manilow)のコパカバーナ(Copacabana)でノックアウトです。ディスコとラテンが混じり合ったリズムとマニロウの陽気なのにどこか物悲しさ漂う歌声にハートを鷲掴みにされます。
 キャメロン・ディアスの活力溢れるキャリアウーマン風のキャラクターもいいと思います。やっぱりCMは企業イメージにとって重要な役割を果たしますね。

 ところでAPPLEは広告関係に強そうなイメージが個人的にあるんですけど、あのCM(WindowsとMacの比較CM)は日本だと反感買っちゃいそうな感じがします。日本じゃ比較広告、特にネガティブキャンペーンとかちょっときつめのブラックジョークの類いはチクリとやる程度に収めないと受け入れられにくい気がします。過ぎたるは及ばざるがごとしということで。
2006.11.27

Ultimate Manilow
Ultimate Manilow

Barry Manilow

ネットラジオ

 iTunesを早い段階で無料で投入したAPPLEの戦略はすごいなと改めて思います。mp3、AACエンコーダーがついた高機能なものを無料で配布し、ユーザーが増えたところでiPodを投入、さらにはiTMSでネット配信をリードする、この筋書きを考えた人は偉いですね。

 私が一番恩恵を受けたと感じるのはネットラジオです。自宅の回線を56kから常時接続のADSLに替えた時に感動したのは、iTunesの豊富なネットラジオライブラリーを時間や回線の遅さによる途切れを気にせず聴けたことです。実際にその中で聴いて気に入ったものをCD購入して、それがかけがえのない一枚になったりもしました。
 最近は寝る前にパソコンを三十分で切れる設定にしておいて、ネットラジオのAmbientのLimbik Frequenciesというストリームを流しています。プチプチ系のビートに牧歌的なメロディーが乗るエレクトロニカは結構安らぎます。

 音楽ビジネスでは一歩リードしているAPPLEも、OSのシェアではあいかわらずで、3%あるかないかくらいでしょうか。Windowsも起動できるというIntel Macで巻き返しなるか、ってとこですね。
2006.9.6

ネットで音楽配信

 アマチュアでも24bit、48kHzで録音するのが当たり前になり、SACD(Super Audio CD)、DVD-Audioも出てきて高ビットレート時代になるのかと思いきや、もう一方で128kbpsのmp3による音楽配信や着うた等が人気を博しています。音楽鑑賞の二極化が進んでいるんでしょうか。いずれにせよ元データを高音質で作るに越したことはありません。
 アマチュアでもDAWを駆使することによってプロに近い音が作れるようになったと言われていますが、そこはやはりあくまでも“近いもの”に過ぎず、特に生楽器やボーカルを使った曲ではスタジオでプロのエンジニアが手がけたものとの差ははっきりと出ます。
 でももし大多数のリスナーがその差さえも特に気にしないのならすごいことですよね。少なくともネット配信という場においてはプロとアマが同じ土俵で勝負できるわけですから。まあそんなに甘くはないでしょうけども、昔と比べて確実に可能性は広がっているのを感じます。
2006.8.18

音圧稼ぎ競争

 最近の曲、特にJ-Popの音圧はすごいことになっています。波形編集ソフトで見るともうギザギザがわからないくらい真っ黒です。
なぜそんなにも音圧を上げるのかといえば、やはり聴感上きれいに聴こえるのと、ボリュームを絞ってもすべての音が前に出てはっきり聴こえるということが大きいと思います。またラジオ等でより大きくきれいに聴こえるからとも言われています。つまりはセールスを伸ばすための音圧稼ぎとも言えるわけです。
 アマチュアでもポップス系ならある程度音圧を上げるのは非常に効果的だと思います。もっともmp3やAACに圧縮した時にノイズが入るほど音圧を上げるのはどうかと思いますが。うまくやればよく言われるスピーカーの前面に張りついたようなのっぺりした音にならずにナチュラルに音圧を上げることができます。
 まあ音圧稼ぎの是非なんて、このサイトで音圧の上げ方なんて項を作って簡単に音圧を上げる方法を載せている私が言えたことじゃないんですけど。

 ところで音圧をMAXまで上げた曲に慣れていると、たまにクラシックを聴くと戸惑います。
 静かなところは小さく、盛り上がるところでは大きく、当たり前のことなんですけど、急に音が大きくなってびっくりしてボリュームを小さくしたり……音楽愛好家にあるまじき所業なんですけども部屋の壁の薄さを考えると……音圧上げはある意味日本の住宅事情を考慮したものなのかもしれないですね、いや、やっぱりそれはないです。
2006.8.1

Win=青? Mac=赤?

 フリーソフトの対応OSをわかりやすく色分けしようと思ったのですが、なぜか自然とWin=青、Mac=赤としてしまいました。Win=男性的、Mac=女性的という先入観によるものでしょうか。それともAppleのロゴのリンゴからMac=赤としたのでしょうか。だとするとWinの青はブルースクリーンの青……。
 音楽と全然関係ない話でした。
2006.7.28

プロの使用機材その3

 今回はビョーク(Bjork)の使用機材についてです。なぜプロの使用機材の話ばかりしているかというと、やはり好きなアーティストの使っている機材を自分も使うとモチベーションが確実に上がるからです。かくいう私も、はじめて本格的なDAWに乗り換えようと考えた時に参考にしたのはプロの使用機材でした。その当時テクノにハマっていて、いくつかあった候補の中から石野卓球さんが使っていたCubaseを選びました(今はどうなんだろう……一時期DAWで作るとリズムが8小節、16小節といったふうにかっちりしすぎてしまうから、という理由でハードシーケンサーを使っていた気がします)。

 テクノといえばLFOというグループがいます。もう十年も前になりますが、アルバム『FREQUENCIES』が大好きでよく聴いていました(iTunesにも入れていなかったので、今久しぶりに棚の奥から引っ張り出して聴いていますが、その当時の思い出がぶわっと蘇ってきました)。少し前にやっていた『交響詩篇エウレカセブン』というアニメの中で主人公たちが乗るロボットの名称がLFOだったのですが、それはこのグループから取られたものだと思います。というのもそのアニメの中では他にもテクノやサブカルに関連する名称がたくさん出てくるからなのですが、それらが揃いも揃って自分が高校時代に好きなものだったので、青臭かった自分の痕跡を見る時に生じる気恥ずかしさによって寒イボが出ました(笑

 ああ、話がものすごくずれてしまいました。ビョークの機材の話でした。といっても上記の話と無関係ではなく、LFOのマーク・ベルはビョークのアルバム制作に参加していて、『Selmasongs』(映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のサウンドトラック)制作時に、同じ環境でデータをやりとりできるようにビョークと二人同時に機材を買い揃えたそうです。DAWはCubase、オーディオインターフェイスはDIGIDESIGN Digi 001だそうです。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の主題歌『I've Seen It All』はトム・ヨーク(レディオヘッド)との夢のコラボでしたが、列車が線路を通過する時の音が次第にリズムへと変わっていく出だしからして最高でした。

 ちなみに現在のビョークはノートパソコンにDIGIDESIGN Pro Toolsを入れて使っているそうです。あと好きなマイクとしてSHURE SM58をよく挙げています。人の声のみで作られたアルバム『Medulla』制作時はその他にNEUMANN、CALREC SOUNDFIELDS等のマイクを使ったそうです。

追記:LFOについて
 ビョークの『Bachelorette (Mark Bell "Zip" Remix)』はマーク・ベルらしさ全開のトラックがかっこいいです。またマーク・ベル自身は2003年に七年ぶり(!)となるLFO名義でのアルバム『Sheath』を出しています。
2006.7.21

プリセットの中の人

 日本が世界に誇る楽器メーカーROLAND、YAMAHA、KORG、それぞれTRシリーズ(TR-909、TR-808)、DX7、M1等の電子楽器の名機を生み出してきたわけですが、そのプリセットを作る人ってすごいですよね。あまり表には出てきませんが、それを使って世界中の音楽が生み出されて、さらにトレンドまでも作っているわけですからもっと注目されてもいいような気がします。
 これらプリセットは各国に制作チームがあって、日々新しいプリセットを作る研究を重ねていると聞いたことがあります。
2006.7.19

プロの使用機材その2

 前回に引き続いてプロの使用機材についてです。
 HIPHOPトラックメイカー、Hyde Out Productions主宰のNujabes氏、これは2003年末の情報なのですが、パソコンはAPPLE PowerMac G4、DAWはCubase VST、リズム関係はAKAI MPC2000XLを使っていたそうです(現在はMPC2000XLの後継機のMPC2500があります)。今はもう使用機材も変わってきていると思いますが、少なくも名盤『Metaphorical Music』はこのセットで作られたはずです。
 個人的に一番好きな作品はShing02をフィーチャリングした『Luv (Sic)』です(『First Collection』収録)。後半のブラスの音をスクラッチするところはおもしろいアイディアだと思います。
2006.7.17


プロの使用機材

 最近のプロの方はDAWに関してはほとんどがDIGIDESIGN Pro Toolsを使っているようです。Gacktさんも、レコーディング現場ではとりあえずPro Toolsを使えないと話にならない、というようなことを音楽雑誌で語っていました。とはいえ自宅で制作する際に他のDAWを使っている方もいます(最終的にPro Toolsに持っていくとしても)。

 NHKの『トップランナー』という番組に歌手の宇多田ヒカルさんがゲストとして登場した回があったのですが、自宅で制作する時の使用機材を写真で紹介していました。パソコンはAPPLE PowerBook(恐らくG4)で外付けハードディスクはLacieで、肝心の音楽関係のものですが、DAWはAPPLE Logicでオーディオインターフェイスは自信がないのですがEmagicのemi2/6だったと思います。同じEmagic社なので(Appleに買収されましたが)Logicを使っている方はemi2/6との組み合わせは悪くないと思います。中古ショップなどでたまに見かけますので探してみてはいかがでしょうか(ちなみにemi2/6にはMIDIインターフェイスがついていないので外部MIDI音源を使用したい方は別途MIDIインターフェイスが必要になります)。宇多田さんはDigital Performerを使っていると聞いたことがあるのですがLogicに乗り換えたようですね。
2006.7.16