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コラム 2009~2011
NATIVE INSTRUMENTS The Finger
NATIVE INSTRUMENTS Kompleteに付属しているThe Fingerというソフトがあります。これは音声をリアルタイムでエフェクト処理するソフトで、ピッチの上げ下げやループ、フィルターなどの特殊な効果をMIDIでコントロールできます。
→Tim Exile and Native Instruments present THE FINGER
Komplete 7を買った当時、上の動画を見ておもしろそうだなと思って使おうとしたのですが、使い方どころかそもそもどこにThe Fingerがあるのかもよくわからず、面倒くさくなって結局そのまましばらく放置していました。その後いろいろいじってようやく使い方がわかったので、CubaseでのThe Fingerの使い方を紹介したいと思います。
最近のR&B その2
前回に引き続きR&Bの話です。
Ne-Yoの『Libra Scale』と一緒に買ったのが、Eric Benet(エリック・ベネイ)の『Lost in Time』です。
Youtubeで聴いた「Sometimes I Cry」がすごくよかったのでiTunes Storeで買おうと思ったのですが、アルバム全曲試聴をしたところ捨て曲なしのすごくいいアルバムで、データとしてではなくCDを買わねば、となぜか思い立ち購入した次第です。結局パソコンに取り込んで聴いて、CDはすぐに棚にしまわれるのはわかっているんですけどね。なにはともあれこのアルバム、昔のソウル感満載で最高です。
ところで前回、最近のR&Bは同じようなトラックのものが多いと書きましたが、一聴して、お、これは違うぞ、と思った曲を紹介します。
それはTrey Songzの「Can't Be Friends (Official Video)」です。この異色感、どこから来るのかと思ったら、このトラックは坂本龍一の「Bibo no Aozora」をサンプリングしたものだそうで、それがいい意味での違和感につながっているのだと思います。
最近のR&B
最近R&Bをよく聴いています。昔のではなく現在のアメリカのR&Bです。
いろいろ聴いて思ったのは、似たような声色と同じようなトラックのものが本当に多いなということです。ジャケットは顔のドアップかハットをかぶってうつむいた写真というパターンで(これはある意味R&Bの伝統かも)。
なんだか否定的な言い方になってしまいましたがそんなことはなくて、エレクトロテイストのR&Bは好きなのでたくさん聴けるのはうれしいです。
その中でもやはりNe-Yoは抜け出ていますね。最新作の『Libra Scale』を買ったのですが、「Champagne Life」「One In A Million」「Beautiful Monster」、この三曲はシングルカットされているだけあってキャッチーで本当にいい曲です。
東日本大震災について
東日本大震災により被害を受けられた皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。
現在、福島での事故や浜岡原発の停止などによって、夏場の電力供給が逼迫することが予想され、節電が広く呼びかけられています。
特にDTMは電気を使うものなので、その辺の事情を考慮していく必要があると思います。夏場の電力需要のピークタイムは13~15時らしいので、真夏のその時間帯周辺はパソコンや機材の電源を切るなどして対処するといいのではないでしょうか。家庭の電力消費の中心はエアコンや照明、冷蔵庫なので、どれだけ効果的なのかはわかりませんが、個々人の小さな節電意識の積み重ねが大切だと思います。
音楽を作るということの意味を考えさせられる今回の震災ですが、その一方で音楽にしかできないことも必ずあると思っています。音楽を作って身近な人たちに聴かせ、その人たちの心にほんの少しでも感情の揺らぎを与えることができたなら、それはきっとその人だけにとどまらず、その隣人たちにも伝播していき、そうしてそれがいつしか大きなエネルギーへと変化していくのではないかと思います。
音楽にはそれだけの力があると信じています。音楽を作り続けて日本を盛り上げていきましょう。
NATIVE INSTRUMENTS Komplete 7
Komplete 7をゲットしました。24ものソフトウェア音源とエフェクトがバンドルされた膨大なサウンドコレクションです。
前バージョンの6のときに買おうと思っていたのですが、私の現在の環境であるMac OS X v10.6 Snow Leopardに正式対応していなかったので見合わせていました。NIのサポートの話では順次対応予定ということだったんですけど、気づいたらKomplete 6が対応するより早く、7が発売されていました(笑
OS対応については、バンドルされているソフトのうちReaktor5.5だけは32ビット互換での動作環境(32ビット動作可能なDAWホスト)が必要だそうです。あとは64ビットでもいけるっぽいです。
インストゥルメントとインストルメント

楽器という意味を持つInstrumentという単語。VST Instrumentなど、音楽制作分野ではよく使われています。
この単語をカタカナ表記するとき、音楽系の雑誌では大抵“インストゥルメント”となっています。私もそれに習ってそう表記してきたのですが、あるときふと、Instrumentalの略称を使うときは“インスト”なのに、Instrumentはなぜ“インストゥルメント”なんだろうかという疑問がわいてきました。発音記号的にも“インストルメント”でいいんじゃないかと。
近未来DJ
透明のタッチパネルを使ったTraktor Proのデモ演奏です。Emulator(ソフトの名前です)というマルチタッチMIDIコントローラー上で動いているもののようです。サイバーパンクの映画に出てくるガジェットのようでかっこいい!
未来のDJはこんなスタイルでやるのでしょうか。踊るよりもDJブースの方をじーっと見てしまいそう。
三浦大知
昔、Folderの「パラシューター」が好きでよく聴いていました。ボーカルの男の子が変声期で脱退して、その後再デビューしたのを知ってはいたけれど、特にチェックすることもありませんでした。
半年くらい前に、YoutubeでR&B系の曲を探して聴いているときに、BoAの新曲に行き当たりました。
「Possibility duet with 三浦大知 (Official Video)」
ガツンと来ました。
あの男の子がなんかえらいことになっとる! と。
Tokyo Electronic Music Festival

7/17、晴海埠頭で開催されたTokyo Electronic Music Festivalに行ってきました。
今回の主目的は音楽を聴くことではなく、友人がこのイベントのアートブースに出店するということなのでその手伝いでの参加です。ものすごく暑い日でしたが、天気がよくてよかったです。
やっぱりデカいスピーカーから出るデカい音で聴く音楽はいいですね。体がびりびり震えるあの感覚、久々に味わいました。私は用事があって途中で帰ったんですけど、友人は朝までいたそうです。元気だなー。
写真:はじまったばかりの野外ステージの様子。まだ人はまばらです。
IMALU「そんな名前 欲しくないよ」がいい感じです
あいかわらず情報の鮮度のかけらもない音楽話です。
IMALUのセカンドシングル「そんな名前 欲しくないよ (Official Video)」がすごくいいです。もうサードシングルが出ているのに今さらこんな話をするのもなんですが。
前にテレビをザッピング中に、たまたまミュージックステーションで歌っているのを見たのですが、思わず引き込まれてしまいました。
最近の音楽配信事情
音楽ダウンロード販売が相変わらず好調らしいです。2009年アメリカでは音楽販売全体の35%をダウンロード販売が占めており、今後も伸び続けていくと予想されています。日本でも携帯電話を使った着うたフルが人気で、いずれダウンロードが音楽販売の主流になると思われます。
その一方、アマチュア・インディーズ向けの音楽配信サイトの存在感がなくなりつつあるように見えます。サイトの整理をしていたら、去年の暮れに「MySound」のユーザースペースが終了していたことに気づきました。「NEXTMUSIC」にもつながらないです(閉鎖の噂も)。訪問者数やダウンロード数を調べたわけじゃないので正確なところはわかりませんが、その他の音楽配信サイトも活況を呈しているという感じではないんじゃないかなという印象を受けました。
Nujabes
Hip hopのトラックメイカー、Nujabesが先月交通事故で亡くなったらしいです。びっくり&ショックです……。
Nujabesを知ったのは、友人がバイト先にアルバム『Metaphorical Music』を持ってきたことがきっかけでした。六年くらい昔の話かも。メロウでジャジーなサウンドにがつんとやられました。
Nujabesという名前から、最初はアフリカ系のアーティストかと思ったのですが、友人からNujabesが日本人だと聞き、日本でもこういう音を作れる人がいるんだと感銘を受けたのを覚えています。
新パソコン
去年の暮れの話です。突然パソコン(iMac 17inch/G4 1GHz)の画面が真っ暗になりました。電源が切れたのかと思ったのですが、ハードディスクが動いている音はします。顔をディスプレイに近づけてよく見てみると、うっすらとですがデスクトップ画面が確認できました。懐中電灯でディスプレイを照らしながらいろいろと試してみましたが、一向に直る気配はなし。調べた結果、インバーターという液晶のバックライトに関連する装置が壊れたことが原因のようでした。
少し前にハードディスクを換装してメモリを増設して内蔵電池を交換したばかりなのに!
パソコンに手入れをしたばかりではあったのですが、その一方、さすがにG4マシンに限界を感じてもいたので、これをいい機会ととらえ新しいパソコンを購入しました。
YMOの音楽講座
少し前に、NHK教育テレビでアンコール放送「YOU 誰でもミュージシャンパートII YMOの音楽講座」なるものをやっていました。放送日は1983年6月11日。なんと26年前! 当然ながらYMOのお三方が若かったです(司会の糸井重里さんも)。
放送内容は、YMOの三人がシンセサイザー等を使った曲作りの方法を紹介するといった感じのものでした。お客さんは音楽に興味のある若者たちで、自分の好きな音が出るもの(カスタネットや自作の板を叩いて音を鳴らすものなど)を持ちより、若者たちがYMOの三人に質問したり、逆に質問されたりするなど、とてもフランクな番組でした。
mF247 Episode 2
情報の鮮度としてはほぼ皆無なのですが、音楽配信サイトのmF247が、三月の終わりにEpisode 2としてリニューアルオープンしました。ニコニコ動画と提携し、楽曲の試聴(視聴)はニコニコ動画で行われるそうです。
音楽配信サイトは結局のところ、どれだけの人を集められるかといった部分がかなり重要であると思います。その点において、1,000万人を超える会員数を持つニコニコ動画との提携というのはかなりの強みになるのではないでしょうか。
今のところオープン後はあまり大きな動きはないようですが、今後の展開に期待です。